ヌーディストの希望かなわず、「衣服」身につけ埋葬へ

イリノイ州ピーキン(AP) ヌーディストとしての権利を求め、過去40年以上にわたり戦い続けてきた当地に住むロバート・ノートンさんが8月1日、82歳で死亡した。「死ぬときはせめて、裸で逝きたい」という生前の夢を遺族に伝えていたが、かなわないことになった。
ノートンさんは1962年以来、自宅の庭などで裸で過ごしており、公共秩序を乱したとして、約20回にわたり逮捕されている。
埋葬される時は、何も身につけない裸の状態が良いとしていたが、聖職者の弟ジャックさんら遺族は、ノートンさんに灰色のズボンとそれに合うシャツを着せることを決定。「これで長年の論争が収まればいい」と話した。
別の兄弟はノートンさんについて、「裸体主義者で、人々が自然を求めるように、彼は裸でいることを望んだ。平和を愛する人だった」と擁護。一方で、ノートンさんの隣に住んでいたという女性は、「ノートンさんが春に逮捕されると、次の春までは裸でうろうろするノートンさんを見なくて済んだ」などと話し、ノートンさんとの近所づきあいは全くなかったと述べている。

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