<バンドウイルカ>人工尾びれのフジ、復活のジャンプ 沖縄

 人工尾びれをつけたバンドウイルカのフジ(メス、推定35歳)が12日、沖縄県本部町の海洋博記念公園で特別ショーに出演、高さ3.5メートルのジャンプを初めて披露した。
 水中でシリコンゴム製の尾びれを振ると、水しぶきとともに、体重225キロ、体長271センチの体が水面から飛び出し、観客750人から歓声が上がった。
 02年秋に細菌感染症で尾びれの75%を失い、泳ぐ気力をなくしていた。「もう一度、空高くジャンプさせたい」と、03年7月に水族館とブリヂストンが人工尾びれの研究を始め、改良を重ねた。
 トレーナーの古網雅也さん(26)は「尾びれを切除した時には、再び跳ぶことができるなんて想像できなかった」と感慨深げ。特別ショーは1日限りだが、今後も観客にジャンプをみせる機会があるという。

先達てのNHKの特番のイルカの事

嬉しいNewsだけど、
年老いたイルカの幸福とはどこにあるのだろうかと
考えてしまう。