ヌードでの来館者は無料、猛暑続くウィーンの美術館

オーストリア・ウィーン(AP) 35度前後の真夏日が続くオーストリアの首都ウィーンで29日、「接吻」などで知られる同国を代表する画家グスタフ・クリムトらの作品を展示するレオポルド美術館が、「裸」もしくは「水着」の来館者は無料にするというイベントを催した。
同館によるとイベントの目的は2つで、暑さを和らげることと、クリムトのほかエゴン・シーレオスカー・ココシュカらが1900年初頭、「みだら」「芸術の冒涜(ぼうとく)」「ポルノ作品」などと批判されたヌード画などを発表し、世間をあっと言わせた当時の状況を振り返ることと説明している。
広報担当は、「シーレは若く、ワイルドな人物だった。彼もこの場にいたかっただろう」と話している。
同日は多くの人々が来館したが、参加者のほとんどが水着姿。しかし、靴を履くだけなど、全裸に近い姿で人も数人いた。
ドイツのシュツットガルトから来たというベッティーナ・フートさん(52)は、「毎週浴場で裸になっているので、裸でいることには慣れている」とコメント。ウィーン在住のマリオ・フォアヘメスさん(20)も、「誰もが裸で生まれてきた。どうして裸で歩き回ってはいけないというのか」と主張。
一方、フィンランドからの旅行者エリーナ・ランタさんは「おかしいと思う。なぜ美術館でこういうことが可能なのか」「いろいろな美術館に行ったけれど、こんなのは初めて」と、とまどっていた。

ちょっとイヤだな。キレイナオネーサンがヌードでいっぱい来ても嫌だな。クリムト観る気にならないからな。