バルサ、来季もユニホームにスポンサー名を入れず

マドリード(ロイター) 1899年の創設以来106年にわたって、ユニホームにスポンサー名を入れてこなかったスペイン・サッカーの強豪バルセロナが、来季も引き続きこの伝統を維持することが決まった。バルセロナはこれまで、中国政府とユニホームのスポンサー契約について交渉を続けていた。
バルセロナは今年5月、北京市と北京夏季五輪(2008年)の宣伝を行う方向で、中国政府と5年契約を結ぶため、最終段階に進んだ、と発表していた。
スペインの各メディア報道によると、中国政府はバルセロナに対し、1シーズンで少なくとも1900万ユーロ(約26億円)、成績次第でボーナスを追加するという契約内容を提示。ユニホームのスポンサー契約としては、サッカー界で最高額になるというものだった。
しかし、バルセロナのラポルタ会長は26日、カタルーニャのスポーツ紙スポルトに対し、「もしクラブが緊急に金が必要だとしたら、それは非常に憂慮すべきことだ。しかし、今季必要な現金は既にあり、ユニホームにスポンサー名を入れ収入を得ることは、重要ではない」と述べた。また、「世界でただ1つの、ユニホームにスポンサー名を入れないクラブとして続けていくことに、何の問題もない」と付け加えた。

これは本当に凄い事で、このへんのクラブって本当に地域密着してるんだよねー。地域密着と言うとなんか陳腐なビジネスセオリーみたいだな。地域そのものって感じです。だから本当に熱い。