BMW、今季でF1撤退も=独誌

【フランクフルト13日時事】ドイツの週刊誌シュピーゲル(電子版)は13日、独自動車大手BMWが、今季限りで自動車レースのF1世界選手権シリーズから撤退することを検討していると報じた。成績不振によるイメージダウンへの懸念が理由という。
同社幹部は同誌に対し、「撤退の公算は大きい」と語った。今後、取締役会で協議されるという。
BMWは年間2億ユーロ(約270億円)以上をF1に投資しているが、ウィリアムズBMWに所属する2人のドライバーは現在総合6位と10位。コンストラクターズ(製造者部門)でも4位と、本業のライバルでもあるルノートヨタマクラーレンメルセデスに後れを取っている。